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糸魚川-静岡構造線活断層系

陸地では最大級の地震が起こる

本州の中部に火山と断裂で有名なフォッサマグナ地帯があり、その西縁付近を糸魚川-静岡構造線と呼ばれる断層がいくつも連なっている地帯があります。

糸魚川-静岡構造線とは、新潟の糸魚川市からアルプス山脈の東麓を南下して、長野県の松本市や諏訪湖を通り、静岡県まで延びている断層帯のことをいいます。

その中央部は、ほぼ活断層になっています。

1200年前に白馬から小淵沢まで(約110km)の長い区間で、断層のずれが6〜9mもあったM8クラスの巨大地震が起こっています。

この地域では、1000年間隔で地震が繰り返してします。しかし前回から1000年以上経っても地震が起きていません。なので地震がいつ起こっても不思議ではありません。

2001〜2030年の間に地震が発生する確率は14%、2001〜2050年の間に地震が発生する確率は23%で、非常に高い確率で地震が起きる予想です。

長野の被害想定

ここでは長野県の被害想定を説明します。糸魚川-静岡構造線(北部)でM8が起きた場合の被害想定です。

  • 松本〜大北地域の平野部、長野、上田、諏訪地域の平野部の一部が震度6強〜7
  • 県内全域で震度5弱
  • 液状化…諏訪、松本、安曇、大町、長野地域の平野部で危険度が高い
  • 死者は約3500人、重傷者は約4500人
  • 松本市を中心に建物の全壊、大破を合わせて10万棟以上

松本市の真下を活断層が通っているので、地震が起きた場合には松本を中心に、大変な被害になると予想されます。

なので周辺の地域は、地震への防災の意識を常に高めておく必要があります。


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