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地球内部の構造

地球内部は半熟たまご

地震というものを説明するためには、まず巨大なエネルギーを秘めた地球内部の構造について知らなくてはなりません。

地球内部と地震は密接に関わっているからです。

では地球内部の構造を、半熟たまごを使って説明します。

まず、たまごの外側の殻は、地球でいうと表面にあたります。これを「地殻」(ちかく)といいます。地殻は、地球全体からみればとても薄くなっています。

次に、固まった白身の部分は、地球では「マントル」と呼ばれています。地殻の底から約2900kmがこのマントルです。

まだ固まっていない黄身の部分(中心部分)は「核」といい、マントルの下から地球の中心まで、半径約3500kmがこの部分です。核は溶けている状態になっています。

地殻

地殻は地球の表面にあたり、私たちも身近に感じることができます。

地殻の厚さは、地面の地形に対応して変化しているので、場所によって違いますが、大陸地域で平均30〜40km、海洋地域では平均6kmといわれています。岩石から成り立っています。

また、体積は地球全体のわずか1,6%しかありません。

震源の浅い地震(深さ10kmなど)は、地殻で発生している地震ということになります。

マントル

マントルの名前の由来は、外とうや、マントのように、包むというところからきています。ここでのマントルは、核を包んでいるということになります。

マントルは正確にいうと、3つの部分に分けられます。

地殻の底から深さ400kmまでを上部マントル、400kmから900kmまでを斬移層、900kmから2900km(核との境)までを下部マントルといいます。

マントルの体積は、地球全体の83%を占めています。地殻同様、岩石からできています。

一番深い地震の震源の深さは、約700km程度なので、マントル(斬移層)の中でも地震は発生することになります。

核は、地球の中心から半径3500kmをいいます。体積は地球全体の6分の1程度ですが、質量は3分の1近くあり、非常に重い物質でできています。

核も正確にいうと、2つの部分に分けられます。

核の中心部、半径約1200kmは内核といい、その外側を外核といいます。

先ほど核は溶けているといいましたが、実際には、外核は液体なのですが、内核は固体であるという説が現在では有力になっています。

核の温度は約6000度あり、鉄からできています。


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